壁の落書き

ママが店から戻り、買い物袋を抱えてキッチンへ入った。待っていたのは八歳の息子。弟がやった、いたずらをしゃべりたくてうずうずしていた。

「僕は外で遊んでて、パパは電話中だったんだ。そしたらあいつがクレヨンで、壁に落書きしちゃったんだ。ママが書斎に張った新しい壁紙にだよ。そんなことしたらママが怒るぞって言っといたよ。」

ママは眉間にしわを寄せて「あの子今どこ?」ママは荷物を下ろして決然とした足取りで末っ子が隠れたクローゼット目指して歩いていった。部屋に入ったママは、名字をつけて名前を呼んだ。その意味が分った末っ子は、恐ろしさに震え上がった。

それからの10分間、ママはわめき、怒鳴り散らした。

あの壁紙は高かったのよ、せっかくお金を貯めて買ったのに!元通りにするのは大変なんだから、なんて事してくれたの、いたずらするのもほどがあるわ」

叱れば叱るほど、腹の虫が収まらないママはすっかり取り乱し部屋から大またで出て行った。

惨状を確かめようと、恐る恐る書斎に向ったママ。壁紙を見たとたん目に涙があふれた。かかれた落書きが矢のように心を貫いた。

ハートで囲まれた「ママ大好き」

その壁紙はママが見たときのまま残っている。

ママにとって、みんなにとっての思い出の作品。

時々足を止めて眺める、壁の落書き。

我が家の話ではありませんが、冒頭から5月のこどもの日&母の日にちなんだお話をさせていただきました。感動。

              ■ スリープマスターの眠りの美学  ■ ■ 

睡眠時間は人によってさまざま。例えば短時間睡眠の代表者はフランスの英雄ナポレオン。一日の睡眠時間は3〜4時間とか。忙しくて似る暇が無かったのか、噂では馬上で居眠り

をしていたからだとか?

反対に長時間睡眠者でよく知られているのが天才物理学者アインシュタイン。一日の睡眠時間は10時間以上だったとか。

不眠症の人にはうらやましい話ですね。極端な短時間長時間睡眠者は人口の5〜10%程度いるそうです。要は朝目覚めたときにぐっすり眠れたという充実感があるかどうかで、

快眠の秘訣は「量」より「質」にあるということです。

忙しい現代人は皆さん寝不足気味!「質」を考えた寝室の環境、ふとん、枕は大切ですね。

いつでも私たちにご相談ください。

■ ■ ■ ■メンテナンスのお知らせ  ■ ■ ■ ■

冷性の方が使う「朝までポカポカ敷ふとん」ドクターセラ!暖かくなったときは、緑の色の位置へ!

オーダーメイド枕をお使いの方   ■ ■ ■ ■ ■

そろそろ2年間の無料メンテナンスが終了するお客様。

今のうちに調整にご来店ください。

ムアツ整圧敷きふとんをお使いの方■ ■ ■ ■ ■

熱く感じるときは、タオルシーツや汗取りパットなどをお使いください。

羽毛クリーニング           ■ ■ ■ ■ ■ ■

ワタボシでは羽毛専用クリーニングで布団を傷めません。

5年以上お使いの羽毛ふとんは一度クリーニングしてください。0120-55-1772までお電話ください。

我が家の事件簿

五月三日から五日といえば浜松祭り。三日間とも良く晴れました。長男はラッパ隊として参加、次男はあまり気が乗らない様子、三男はお祭り大・大・大好き、凧揚げ・御殿屋台の引き回しから練りまでとにかく大興奮で参加していました。で、私が店から帰ると家はもぬけのから。夕食の支度だけはしてありましたが、寂しい限りです。かみさんもなんだかんだ言うくせに実は、お祭り大好き。子供が行きたがってるからと、理由をつけて参加しているわけなのです。祭り最後の夜の練りは結局、子供を私に押し付けて、「じゃ、行ってくるね。」と提灯片手に出掛けて行きました。家に帰ったのは何時だったのか・・・。  

少し前までは、私も法被に着替えて夜の町内練りに参加していたのですが、ここ数年は法被にも手を通すことも無く、腹掛けや股引きもたんすの奥深くに眠ったまま。そしたら、かみさん法被を片付けるときにねぇ、お父さんの腹掛けとかさぁもう着ないよね、それに、古いから捨てていい?子供のが増えちゃって入らないからこまっちゃうんだよねぇ。」結局、捨てさせませんでしたが、始末するものは何でも私のものからなんだから・・・。トホホな気分です。

追伸

ラッパ隊のお疲れ様会から帰った長男が、サンタクロースの様な袋を抱えてきて、「菓子買って!」。中を見ると駄菓子がいっぱい。もらった駄菓子一つ一つに自分で5円、10円、と値段をつけて商売を始めました。あきれるやら、感心するやらで、子供の日の収穫ですから快くかみさんが買い上げました。ごほうびですね!

お客様のお便りから

FAX、Eメール、手紙でのお便りありがとうございます。スタッフ一同ワクワクしながら拝見していますよ。

今回はその中から

「本当に福島県の入り金真綿は気持ちが良いですね!使ってほんとに良かったです。」

とてもうれしいお便りをいただきました。

毎年寒くて靴下に電気毛布無しでは冬を越えられなかったそうですが、今年の冬は入り金真綿のお陰で電気毛布なしで通ってしまったそうです。

不思議な話のようですが、元々芯からの冷え性で熱が自分で出にくいタイプの方には、この真綿の特徴が実に効果的なんです。その特徴というのは、入金真綿は非常に細く、長い繊維がグッと集まってできていますから、肌にそって優しく体を包みそして、体温をしっかり繊維に閉じ込めて逃がさないから快い暖かさでおやすみいただけるのです。

150年続く伝統の技には職人さんの熱い情熱が込められているんです。

今が一番の使い時ですね

是非あなたも冨田ばあさんが作る昔ながらの入り金真綿ふとんを使ってみてください。

さらさらして気持ちいいですよ。

 

お手紙  〒433-8112 浜松市初生町626-1サンカ2階

FAX   053-437-2639

Eメール  watabsi@anmin.jp

 

5月生まれの方おめでとうございます

時枝典子先生 かみさんの顕子

一生懸命頑張ってきた自分に自分で何かご褒美をあげてくださいね。

 

今月も最後までお読みくださいましてありがとうございます。                  スタッフ一同